パッチラゴンとピッピ
始めまして、coffeaです。
今回はs5に使用した構築について記そうと思います。
構築経緯は書きなれていないこともありますがそれでも大丈夫な方は目を通していってください。
構築経緯
パッチラゴン軸に決めた理由
INC Febで1位に結果を残したカ・エールさんの構築がとても強いと思い使う人が増えると考えました。
そこで候補に上がってきたのがパッチラゴン、ドラパルト+何か、です。それぞれ解説していきます。
・パッチラゴン
[メリット]
基本トリックルームを使われるサマヨールには電撃くちばしを確定で上から打つことが出来る。
晴れパに強い
[デメリット]
ダイサンダーを打つ場面でナットレイ引きの択が出来てしまう。
ドラパルトに上から縛られてしまう。
・ドラパルト+何か()
[メリット]
サマヨールを縛り続けることが出来る。
豊富なデバフで責め手を削れる。
多彩なパーティに対応しやすい。
[デメリット]
かちき、まけんきに弱い。
この指とまれを打てるポケモンにタイプ一致技が無効化されてしまう。
とりあえずこの2つを合わせたら範囲が広くていいんじゃないかという甘えた考えで合わせてみました。その結果がこちらです。
サマヨールを縛りながらbの下がったミロカロスに電撃嘴を打つ流れが非常に強力でした。
しかし2つの軸だと選出じゃんけんになりやすいことから使用者も急増している晴れパにも強いパッチラゴン軸のみを握ることに決めました。
軸を決めてから
まずはvsが課題となりました。
広く対応する必要があるこのゲームではトップメタに君臨しているバンドリを見過ごすわけにはいきません。
そこでバルドルさんがアーマーガアとピッピでバンドリを対策しINCで結果を残していたことからそのまま使わせていただこうと考えました。
この3匹まで決まったのはいいもののジュラルドン、アイアント、ガチトリルが重すぎて対応できませんでした。そこでSDレート2100という結果を残したこちらの構築を触ってみました。
非常に感触が良かったのですが私の技量が足りず上手く扱えなかった部分もありました。
・vsバンドリでアーマーガアピッピで出したあとダイスチルを受けるのがガオガエンの仕事だがその後に詰まってしまう。
・技量が足りずトリックルームの制圧力が強すぎてアシレーヌだけじゃどうにもならない。
・そもそもアシレーヌを触りなれていないためダメージ感覚が足りない。
ということでアーマーガアと縦の並びでも優秀でありガオガエンとも相性がよくダイスチルも受けだしたあとに仕事が出来るトリトドンを採用しこのような形になりました。
周りの方のアドバイスを受けて
vsカ・エールパを意識しているのでパッチラゴンには炎の牙を採用しておりトリトドンとはアンチシナジーで上手く扱えないことがよくありました。
そこでcobaltさんにこの構築を見てもらったところとエルフーンとミロカロスを入れたほうがよい。との指摘を受けました。理由はこうです。
・
甘えるでバンドリにも妨害できパッチラゴンの電撃嘴と追い風の相性がいい。
・
とぐろ催眠で晴れ状態でも回すことができトリルへの耐性もありジェットとのシナジーもいい。
ドリュウズはジュラルドンを倒すのに必要だったため抜くことが出来ずアーマーガアとトリトドンを変え構築の完成に至りました。
個体解説
パッチラゴン
陽気 A252/S252/D4 はりきり 命の珠
電撃嘴/ドラゴンクロー/炎の牙/つばめがえし
・詳細
このパーティのエースです。圧倒的高火力で全てを薙ぎ払います。手助け電撃嘴で大体のサマヨールをワンパンすることができます。
(特化HBサマヨは81,2%の乱数)
炎の牙はミロサマヨナットを安定して倒すために必要でした。
5回に1回は威力が0になりますが80%で当たる一撃必殺技と考えればとても強いです。
ピッピ
呑気(S0) H252/B252/D4 フレンドガード 進化の奇跡
この指とまれ/守る/手助け/光の壁
・詳細
色んなポケモンの隣に並べるだけで強いです。パッチラゴンの隣にいるとビビってダイドラグーンを打たれないので一方的に殴りやすくなります。手助けはつよい。
エルフーン
臆病 C252/S252/B4 いたずらごころ 脱出ボタン
追い風/ムーンフォース/甘える/すりかえ
・詳細
うちのパーティの貴重なフェアリー打点持ちです。簡単にsを逆転出来るので使い勝手が良かったです。
もともとここの枠はアーマーガアだったのですが最終日に変えたところ結構勝てるようになったので入れて良かったと思います。
ガオガエン
慎重 H236/A4/B60/D156/S52 回復実
・詳細
ガエンの調整は考えても全然思いつかなったのでふらむべるくさんの調整を借りました。
調整の余地がありウインディでもいいかも知れませんが捨て台詞でのサイクルが好きだったのでこのような形になりました。
ドリュウズ
意地っ張り H92/A100/B4/D172/S140 型破り 弱点保険
・詳細
ざわさんの調整をお借りしました。元々はASで後出しからスイーパーとしての運用でしたがジュラルドン+晴れギミック戦が選出じゃんけんになっていたので勝つために入れました。バンドリもこいつで倒します。
ミロカロス
穏やか H244/B180/C20/D12/S52 回復実
濁流/とぐろを巻く/催眠術/自己再生
・詳細
めっちゃ素催眠を当ててくれた偉い子。(本当は素催眠に頼りたくないけど何度も窮地から救ってくれた)
こいつで詰めるゲームプランがとても多かったです。
基本選出&立ち回り
基本選出1
裏
仮想敵…ミロサマヨ、晴パ、ラプラス
・詳細
困ったらこの選出をすることが多かったです。
パッチラゴンの強いところなんですが手助け電撃嘴で大体のサマヨールを落とすことが出来ます。
ですのでこの指などでの補助のないトリル構築はサマヨールをワンパンして試合が終わることも多かったです。
裏から出て来やすいナットレイもガオガエンなどで倒すことが出来ます。
後から催眠を打つ必要が出てくる可能性があるのでサンダーを撃つときは少し考えましょう。
基本選出2
裏
仮想敵…バンドリ、ドラパキッス、ロトキッス、ドラパタンザン
・詳細
1よりも相手のプレイング依存になる選出です。弱保発動+ダイマックスのバフ+追い風でドリュウズがジオコントロールの物理版をしたみたいな感覚でした。
バンドリにはドリュウズに甘えるを打ちながら地震(打たれることが多かったです)で脱出ボタンと弱保を発動。裏からミロカロスを出してダイスチルでバンギラスを持っていきながらミロカロスにバフをかける動きで負けることはなかったです。
追い風しながらボタン発動してパッチラゴン+ダイマドリュウズで殴るのが分かりやすく強かったです。Easy winが一番狙いやすい選出でした。
基本選出3
裏
仮想敵…晴れジュラル
・詳細
1と2が出せないときに出します。
晴れジュラルを倒すためだけに出来た選出です。他にも一応出せますが1と2のパワーが強すぎるため比較的少ない選出パターンになりました。
弱保を発動させながらピッピ退場後エルフの追い風で試合を終わらせます。一番動きがわかり易かったです。
VSトリパ(この指などの補助あり)
裏 or
・詳細
不利ではないですがとても苦手で時間のかかるマッチングです。ドリュウズかパッチラゴンの選出は相手のエース次第で変えますが体感ドリュウズの方が多かったです。
基本的にミロカロス単騎で崩すつもりで余裕があればトリル切れるターンでエースを出して即座に崩すことを狙います。
尖った構築である以上Easy winも苦手なマッチも増えるので粘り強く戦います。
最後に
初めて書いた構築記事で上手く伝えたいことが伝わらなかったかもしれませんが構築自体はそこそこ強い方だと思います。
最終日に5桁スタートから最高60位という結果を出せて嬉しかったです。最終順位は3桁後半で終わりました。次は計画的な取り組みをします…
はりきりを採用している以上運負けが多くなるのは仕方ないので広い心と余裕を持って立ち回りましょう。
アドバイスを貰ったレインくん、cobaltさん、ポケモンの画像を分けてくださったくまさん、ありがとうございました。
参考記事
カ・エールさんのミロサマヨナット
https://hiromoti.hatenablog.com/entry/2020/03/06/152450
バルドルさんのリザガアピッピ
https://barudoru.hatenablog.com/entry/2020/03/07/173859
ざわさんのピッピドリュウズ